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2022.04.20

某事業会社様NW機器EOL対応

01 案件概要

エンドユーザー様はネットワーク機器及びネットワーク構成に以下の問題を抱えておりました。
・大半の NW 機器が EOL を迎えており、機器メーカーのサポートを受けられない
・NW 帯域が細く、通信遅延等のユーザ問合せを受けることが多い
・NW 設計が統一されておらず、構成管理が煩雑になっている

  • 導入前

    ・保守切れの機器を入れ替えたい。
    ・帯域が不足している。
    ・設計をシンプルにしたい。
  • 導入後

    基本設計を見直し、ループ構成とならない設計とした。
    帯域は1Gから10Gに変更し帯域を確保した。

02 対応プロダクト

Cisco

すべて

03 対応フェーズ

要件定義
基本設計
詳細設計
各種テスト
移行

04 プロジェクトメンバー

  • 浅野卓也

    浅野卓也

    ビジネス推進本部
    ITソリューション事業部
    マネージャー

  • 小林数馬

    小林数馬

    ビジネス推進本部
    ITソリューション事業部

  • 岩田光司

    岩田光司

    教育研修事業部

05 導入時のトピック

既存ネットワークをドキュメントとコンフィグから調査し、エンドユーザーでも顕在化していない課題も含めて洗い出しを行いました。
エンドユーザーがすべてを把握している訳ではないという部分を意識して調査を行ったため、要件漏れは発生せず次フェーズ以降をスムーズに行うことができました。
調査結果をベースに新設計ではどうあるべきかをエンドユーザーと協議を行い、要件定義書として纏めました。
基本設計では要件定義書から基本設計の作成を行い、保守・運用時の課題も考慮し最適なネットワーク構成を検討しました。
テストフェーズでは可能な限り本番環境と同等の環境を用意し、テスト環境で再現できない箇所についてはリスクとしてエンドユーザー様に共有を行い、対応方法について検討を行いました。
コア~ディストリビューションSWとネットワークの根幹となる部分をすべて入れ替える必要があったため、移行時にサービス影響がないように移行手順も含めて念入りにテストを実施いたしました。
移行作業では複数メンバーでチームを編成し、物理的な切り替えと各種設定変更実施しました。
サービス影響が発生する箇所については複数回に作業を分けてリスク分散を実施するなど工夫を行いました。
また、コントローラーとなるエンジニアが各チームの作業状況の取り纏めを行い、異常等が発生してた場合は即座に切り戻し作業を実施出来る体制で作業を行いました。
その結果、大きなサービス影響もなく移行を完了させることができました。

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